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白筋線維と赤筋線維の特徴で誤っているのはどれか
- 白筋線維の収縮速度は速い
- 赤筋線維の収縮特性は姿勢保持に向いている
- 赤筋線維はATPase活性が高い
- 白筋線維はミオグロビン含有量が少ない
正解は「3」
白筋線維はいわゆる「速筋」と呼ばれ、速い動きに適していますが疲労しやすいという点があります。
赤筋線維は「遅筋」と呼ばれ、収縮速度は遅いですが疲労しにくく姿勢の維持などに向いているという特徴があります。
速筋と遅筋のその他の特徴は以下の通りです。
ATPaseとは…
ATPをADPとリン酸に分解する加水分解酵素のことで、ATPase活性が高いというのはより沢山のエネルギーを生み出してくれるということになります。
クレアチンキナーゼとは…
筋肉の中にある酵素で、ATPを生成するときに必要な物質です。
つまりクレアチンキナーゼが多いということは、エネルギーの回復が速いということになります。
ミオグロビンとは…
ヘモグロビンと同様に、酸素と可逆的に結合するたんぱく質です。
ミオグロビンがあることで、筋などは酸素を貯蔵することができます。
白筋はミオグロビン量が少ないとされています。
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