東洋医学臨床論

東洋医学臨床論 腰下肢痛まとめ

1.椎間関節性腰痛

特徴

正中線外方2センチの圧痛

 

2.腰椎分離症

好発

10代スポーツ男性
L5

原因

疲労骨折

 

3.腰椎すべり症

1)変性脊椎すべり症

原因

加齢と閉経
※腰椎分離症が原因ではない!

好発

50歳異常の女性
L4

特徴

馬尾の圧迫があるので、
間欠跛行と膀胱直腸障害はみとめます。
腰部脊柱管狭窄症の馬尾型の発生原因になる。
階段変形

 

2)脊椎分離すべり症

原因

腰椎分離

好発

L5

特徴

馬尾の圧迫はない

 

4.腰部脊柱管狭窄症馬尾型

原因

加齢
腰椎の変性すべり症

好発

男性50〜60代

症状

間欠跛行

特徴

前屈位の休息で症状が軽減
重症だと膀胱直腸障害がみられる
手指の巧緻障害はない
腰椎の後弯が増強

 

5.低速性動脈硬化症

原因

下肢動脈の動脈硬化

誘引

高血圧
糖尿病

好発

大腿動脈
男性

症状

下肢の疼痛
冷え
間欠跛行

特徴

休息位は歩行の停止であれば体位は選ばない
下肢動脈の拍動は減弱、消失
膀胱直腸障害はみとめられない

 

6.坐骨神経痛

原因

椎間板ヘルニア

 

7.梨状筋症候群

特徴

坐骨神経の絞扼性神経障害

徒手検査

ボンネットテスト

治療穴

梨状筋よりも抹消の経穴で
承扶