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神経筋接合部について誤っているのはどれか
- 伝達物質はアセチルコリンである
- クラーレにより伝達が遮断される
- 興奮性シナプスの典型例である
- 重症筋無力症はアセチルコリン不足で発症する
正解は「4」
重症筋無力症の要因は、アセチルコリンの減少ではなく、アセチルコリン受容体の減少です。
運動神経ニューロンの神経終末部にシナプス小胞があり、その中にアセチルコリンが含まれています。
クラーレはもともと毒で、神経伝達を遮断する作用を持っています。
興奮性シナプスと抑制性シナプスがあります。
興奮性シナプスでは、脱分極によって興奮性が上昇します。
これに対して、抑制性シナプスにはシナプス前抑制とシナプス後抑制の2つがあります。
シナプス前抑制は神経伝達物質の放出を減少させ、シナプス後抑制は過分極により興奮性が低下します。
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