東洋医学臨床論

東洋医学臨床論 発疹まとめ

1)じんましん

病態

皮膚マスト細胞(肥満細胞)から放出されたヒスタミンをはじめとする化学伝達物質が原因となって、血管拡張、血漿成分の漏出、痒みを生じます。。
Ⅰ型アレルギーに分類されます。

治療穴

・天柱
・肩髃
・曲池
・足三里
・築賓

 

2)全身性エリテマトーデス(SLE)

病態

結核抗体などの多様な自己抗体を産生することによって起こる慢性炎症疾患。

好発

20〜40歳
男女比:1:10

症状

皮膚
・蝶形紅斑
関節
・80%に関節痛
臓器症状
・ループス腎炎
・ネフローゼ症候群

診断

血液検査
・白血球減少
・貧血
・血小板減少
血清免疫検査
・抗核抗体
・自己抗体が陽性

 

3)アレルギーの分類