東洋医学臨床論

東洋医学臨床論 肩関節痛まとめ

1.腱板炎

腱板を構成する4つの筋

棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋

好発

棘上筋

 

主に使われる徒手検査

ペインフルアークサイン

治療穴

秉風:SI12、棘上窩で肩甲棘の中点
曲垣:SI13、肩甲棘内端の上方陥凹部
巨骨:LI16、鎖骨の肩峰端と肩甲棘の間の陥凹部

 

2.腱板断裂

好発

高齢の男性
利き腕に好発
棘上筋腱

 

主に使われる検査

ドロップアームテスト

 

その他注意事項

手術の場合は1ヶ月固定。リハビリできない。

 

3.上腕二頭筋長頭腱炎

圧痛部位

結節間溝

 

主に使われる徒手検査

ヤーガソンテスト
ストレッチテスト
スピードテスト

 

治療穴

天府:LU3、上腕二頭筋腱外側縁、腋窩横紋前端下方3寸
侠白:LU4、上腕二頭筋腱外側縁、腋窩横紋前端下方4寸
天泉:PC2、上腕二頭筋長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下方2寸
臂臑:LI14、三角筋前縁、曲池の上方7寸

 

4.五十肩

治療内容

運動療法の目的は硬縮の防止
急性期には運動療法をしない