東洋医学概論

古代九鍼の分類、読み方、覚え方

皮膚を破る鍼

鈹鍼(ひしん)

4寸。癰や大膿を切り開く。

鋒鍼(ほうしん)

寸6。三稜鍼とも言う。

鑱鍼(ざんしん)

寸6。熱が頭皮にあり、あちこち動くときにその陽気(熱)を瀉す。

刺入する鍼

長鍼(ちょうしん)

7寸。

大鍼(だいしん)

4寸。

毫鍼(ごうしん)

寸6。

員(円)利鍼(えんりしん)

寸6。

刺入しない鍼

員(円)鍼(えんしん)

寸6。筒状で先端が卵のように丸い。

鍉鍼(ていしん)

3寸半。先端がやや尖っている。