東洋医学概論

気鬱・気滞とは?原因、症状、治法についてのまとめ

気鬱・気滞とは…

気の流動が阻害されている状態です。

  • 軽度のものを気鬱
  • 気鬱の程度が強くなったものを気滞

と呼びます。

 

気鬱・気滞の原因は?

  • 過剰な情志の変化によって、気の循環障害がおこる
  • 邪気によって気の流れが滞る

などが原因となって気鬱・気滞になります。
気鬱・気滞になると以下のような症状が出てきます。

 

気鬱・気滞の症状

1.脹痛

生理物質の滞りによって、脹るような痛みがおこります

 

2.胸悶・胸肋部痛

情志の変化が生じると、心と肝に関係する領域の気の流動が阻害されて痛みや不快感を生じます

 

3.腹部の膨満感

気の流れが悪くなると、消化器系の動きにも滞りが生じるために、腹部の膨満感が起こります。

 

4.抑鬱感

気機の鬱結が精神面に影響します。

 

気虚の治法は?

  • 理気
  • 行気