生理学

視床 まとめ

a.感覚・意識

①外側部(特殊感覚中継核群)

視床は嗅覚以外の求心性神経路の中継所となります。
以下の3つの系統を特殊投射系といいます。

・体性感覚:腹側基底核群は体性感覚野へ
・聴覚:内側膝状体は聴覚野へ
・視覚:外側膝状体は視覚野へ

視床からの感覚情報は、視床下部や大脳辺縁系にも連絡し、情動や本能行動にも直接関与します。

 

②内側部(非特殊性投射核群)

視床が中脳を中心とした脳幹網様体につながり、複雑なニューロン網を作って大脳皮質に広く投射しています。

特殊投射系からの側枝から感覚性インパルスがこのニューロン網に入ると、感覚の種類に関わらずそのインパルスは広範な大脳皮質領野に投射します。
これを「非特殊投射系」といい、覚醒や意識、注意に重要となっています。

 

b.運動

運動を起こさせる中枢性プログラムを作成する領域の一部として、
・大脳皮質
・大脳基底核
・小脳
とともに視床が重要な役割を果たします。
さらに筋のフィードバック調節の中継核となっています。