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選択肢
- 肋間神経の活動が休止する
- 内肋間筋が弛緩する
- 肋骨が挙上する
- 横隔膜が収縮する
解説
吸息と呼息については、生理学の教科書P62~63に記載がありますね。
まずは、吸息と呼息の仕組みについて流れをイメージします。
吸息について
吸息時は
- 横隔膜の収縮
- 外肋間筋の収縮
なぜ、横隔膜が収縮と外肋間筋の収縮が吸息になるのか。
横隔膜は弛緩した状態だとドーム状に盛り上がっています。これが収縮することによって盛り上がった部分が下がっていって水平になります。
そして外肋間筋が収縮することによって、肋骨が挙上します。
これによって、胸郭が広がり胸腔内圧が下がって空気が肺の中に入り込んできます。
呼息について
通常の呼息では、横隔膜と外肋間筋が弛緩することでそれぞれが元の位置に戻ります。
この時、横隔神経と肋間神経の活動は休止しています。
ただし、積極的な呼息の場合は内肋間筋や腹筋が収縮することでさらに胸郭が狭くなり空気が肺から外へ出ていきます。
このときは肋間神経は興奮します。
よって、
1.正しい
2.内肋間筋は強制呼気時に収縮する
3.呼気時には肋骨は下制する
4.横隔膜は弛緩する
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