国試過去問

鍼灸国家試験【はり師・きゅう師】出題傾向について

鍼灸の国家試験、第1回から最新の25回(2017年)までの各分野の出題数の移り変わりをまとめてみました。

 

問題数に大きく変わりがないもの

  1. 医療概論
  2. 衛生学
  3. 関係法規
  4. 病理学
  5. はり理論
  6. きゅう理論

の6科目はグラフから削除しています。
問題数が変わってきているものの中から…

問題数の増加が目立つ教科

東洋医学臨床論

これは16問から26問まで増えてきておりグラフの伸び方から見ても今後もかなりウェイトを占めそうです。
26/150と考えると17%を超えるのでかなり重要な科目になります。

臨床医学各論

こちらも20問から24問と全体の中でも大きくウェイトを占めてます。

東洋医学と合わせて臨床系の勉強をしっかりやっていかないといけないですね。

問題数の減少が目立つ教科

解剖学

初期の頃は19問あったのがここ最近2年は11問とかなり問題数が減少しています…。
だからと言って解剖学を理解しないことには分からないことも多いですからね…。

問題数のバラつきが目立つ教科

臨床医学総論

8問のときもあれば15問のときもあったりと、増減の傾向も特に感じられません。
臨床医学各論、東洋医学臨床論の問題数が増えてくるとこの教科はそこまで問題数は増えない気がします。

 

考察については個人的な勝手な推測なので参考程度にとどめておいてくださいね〜。