スポンサーリンク
- 血清 γ ーグロブリン値は低下する。
- 末梢白血球数は減少する。
- 補体価は高値となる。
- HLA-B51 が陽性である。
正解は「2」
全身性エリテマトーデス(SLE)の特徴の一つとして、抹消血液検査にて白血球数の減少がみられます。
血清のγ−グロブリンは増加します。
ガンマグロブリンは免疫グロブリンで、感染症にかかると上昇します。
補体とは病原体を排除するときに抗体や貪食細胞が働く時の補助をする役目をになっています。
抗体がたくさんできると、補体が大量に消費されてしまうので補体価は減少します。
HLAとは「Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原」のことで、昔白血球の血液型として認識されていたのでこの名前がつけられました。
※今では白血球にかぎらず様々な細胞に含まれることが分かります。
「HLA-B51」型はベーチェット病患者の陽性率が高いとされています。
スポンサーリンク