国試過去問

急性心筋梗塞の検査項目で最も有用性が高いのはどれか

  1.  赤血球数
  2.  コリンエステラーゼ
  3.  トロポニンT
  4.  ALP

 

 

 

正解は「3」

赤血球数ではなく、白血球数が上昇します。

コリンエステラーゼとは神経伝達物質であるアセチルコリンを加水分解する酵素です。
コリンエステラーゼは肝臓で作られるので、
・低下する場合は肝臓の疾患(肝硬変や肝癌など)
・上昇する場合は高血圧や糖尿病、脂肪肝やネフローゼ症候群
が疑われます。

トロポニンTとは…
心筋の筋原線維を構成するタンパク質で心筋にダメージが生じると血液中に流れ出すので、心筋梗塞や狭心症などの疾患の指標となります。
筋収縮の際に働く物質です。

ALPとは…
肝臓や骨、小腸、胎盤などに多く含まれ、これらの臓器がダメージを受けると血液中に流れ出します。
主に肝臓疾患の検査に使われます。