国試過去問

僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか

  1.  先天性が多い。
  2.  心拍出量は増加する。
  3.  左房圧は低下する。
  4.  心房細動の合併が多い。

 

 

 

正解は「4」

原因は溶血性連鎖球菌感染によるリウマチ性が多いとされています。
リウマチ熱感染後の心内膜炎が原因となって、僧帽弁狭窄が起こります。

左心室への流入障害が起こるので、拍出量は低下します。

房室弁が狭窄するので、左心房圧は上昇し拡大していきます。

なお、女性に好発し男女比は1:2となっています。