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鍼灸学において「経絡」という考えがあり、
- 体を縦に流れる脈を「絡脈」
- 経脈同士を連携したり、網状に体をまとう「経脈」
の2種類に分類されます。経脈が網状に広がることで、全身に気血を巡らせて規則正しい生理活動を維持できるようになっています。具体的に経脈とはどんなものか、次にまとめていきます。
経脈は全部で20種類
ざっくり言うと、経脈は大きく2種類に分類できます。
- 正経十二経脈
- 奇経八脈
正経十二経脈を覚えるために意味を理解する
- 六臓六腑それぞれに属している
- それぞれ陰陽関係にある臓腑に絡している
- 3つの陰経と3つの陽経がそれぞれ手足に通っている
1.六臓六腑それぞれを通る経脈がある
六臓とは… 肝、心、脾、肺、腎、心包
六腑とは… 胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦
となっていて一二経脈はそれぞれの別々の臓腑に属しています。
2.それぞれ陰陽関係にある臓腑につながっている
六臓六腑は図のような陰陽関係で結びついています
3.3つの陰経と3つの陽経がそれぞれ手足に通っている
3つの陰経とは… 太陰、少陰、厥陰
3つの陽経とは… 太陽、小陽、陽明
ということで、合計6つの陰経・陽経がそれぞれ手足に通っているので12経脈となります。
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