解剖学

心臓について正しいのはどれか

選択肢

  1. 心臓は後縦隔に位置する
  2. 心外膜は漿膜の壁側板である
  3. 房室結節は心房を収縮させる
  4. 大心臓静脈は冠状溝を走行する

 

解説

心臓に記載があるのは教科書のP40〜44ですね。

 

1.心臓があるのは縦隔の真ん中

縦隔とは左右の肺の間を縦に隔てるものです。
縦隔は上下に分けられ、下部は前中後の3つの部位に分けられます。

 

2.心外膜は心臓の表面をぴったりと覆う漿膜で臓側板

腹腔にくっついているのが腹側板。心臓にくっついているので臓側板

 

3.房室結節から房室束を経由して心室に興奮を伝える

特殊心筋は、

洞房結節(ペースメーカー)
※心房の収縮

 

4.大心臓静脈は前室間溝から冠状溝を走る

大中小の心臓静脈は、右心房後面にある冠状静脈洞に集まり、右心房に注ぎます。
また、前心臓静脈や最小心臓静脈は、直接右心房や右心室に注ぎます