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選択肢
- 受精は子宮内で起こる
- 透明帯は受精直後に消失する
- 羊膜は胚盤の外胚葉と連続する
- 母体と胎児の血液は胎盤で混ざり合う
1つずつ見ていきましょう。
教科書で言うと、第6章 生殖器系 の「受精と発生」P104~106 に記載がありますね。
まず選択肢1は
受精が起こる場所は「卵管膨大部」
なので、子宮内ではありません。
次、選択肢2は
卵胞の透明帯が消失するのは受精後5〜7日で着床前
となっているので、受精直後に消失するというのは誤っています。
3つ目は、
羊膜は胚盤の外胚葉と連続する
これは正しいですね。
羊膜は袋状になって羊水に胎児を浮かべるような形になっています。
分娩時に子宮を開く役割にもなっていて、いわゆる「破水」というのがこれに当たります。
4つ目は
母親と胎児の血液は交わらない
胎児への物質交換の仕組みは、
母体側の「絨毛間腔」というところに胎児側の「絨毛」があり、その絨毛の毛細血管で拡散によって物質交換が行われます。
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