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虫刺されにお灸が効く?ブヨに刺された時の対処法

虫刺されといえば蚊が真っ先に思いつきますが、アウトドア好きな方だとアブやブヨと言ったちょっと強烈な痛みに襲われる虫に刺されたことがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

実は先日妻が岩登りをしに行った時にブヨに刺されたらしく足がパンパンになって帰ってきたので治療法を調べてみたら、なんとお灸が虫刺されに効くということが書いてあったんです。

ということで今回は虫刺されとお灸の関係について調べてみました。

ブヨにやられると腫れや痛みが長期間続く

ブヨに似た虫でアブがいますが、こちらは毒素をもっているわけではありません。しかしブヨはムカデやハチが持っている毒に近い成分を持っています。そしてブヨは蚊のように刺すわけではなく、皮膚をかじってそこから出た血を吸って毒素を送り込んできます。
腫れや痛みが続く期間は人によってまちまちなんですが短くて1週間、ひどいと1ヶ月近くかかるという方もいらっしゃるようです。

ブヨに刺された時の対策

1.まずはとにかく毒素が回らないように早く取り除く

最初は痛みが出ないので処置を後回しにしてしまうケースが多いのですが、とにかく毒素が体内に回らないように体の外に出すことが大切です。口で吸うとか映画とかでありますけど、なかなかワイルドな方法ですよね…。どうやらポイズンリムーバーというものがあるみたいなので、もし大人数でアウトドアなんか行く時にコレ持ってたら神様のように崇められる日が来るかもしれませんね(笑)

 

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2.毒素は熱で変性して中和させることができる

ブヨなどの虫が持つ毒素は43℃以上でその効果を失ってしまいます。
そう、だからお灸でも効果があると言われてるんですね。つまり43℃以上に患部を温めることができればお灸に限らずホッカイロとかでもいいみたいです。
というか家庭用のお灸で有名な「せんねん灸 伊吹」が平均温度45〜49℃とされていて、ホッカイロは50〜53℃となっているので個人的に購入するとしたらホッカイロの方がいいかもしれませんね。ただし、本格的なお灸だと材質の違いによって120℃まであがるものもあるので、専門的なお灸で適切に治療を行うことができれば体内に入ってしまった毒素に対しても高い効果が期待できるということで治療院もうたっているんでしょう。
(高温のお灸は素人では危険なのでくれぐれもご注意ください。)

ということで、ブヨにさされたら「毒素を抜く」ということと、「患部を温める」ということを応急処置として行ったうえで、早めに専門家に診てもらうことが良さそうです。