きーたんの鍼灸学生日記

2016年に営業の仕事を辞めて、鍼灸専門学校に通いつつ、2017年秋に整体師として独立しました。

髄膜刺激症状についてまとめ

   

髄膜とは…
・硬膜
・クモ膜
・軟膜
のことを指し、髄膜と脳脊髄液によって脳と脊髄を保護しています。

髄膜刺激症状の3徴候

1)項部硬直

髄膜や頸部神経の圧迫によって、後頭部や頸部の筋が持続的に収縮します。
そのため、他動的に頸部を前屈させようとしても動きません。

検査法

仰臥位で枕を外す。
患者に自分では動かないように支持し、患者の頭部を持ち上げてその時受ける抵抗を確認します。
正常であれば、下顎が胸に摂食するまで屈曲することができ、抵抗も強くありません。
陽性の場合は、明らかな抵抗や疼痛がでます。

 

2)ケルニッヒ徴候

腰仙髄部の髄膜に炎症が及ぶと脊髄根が障害されます。
坐骨神経を伸展させると疼痛が誘発され、膝を135°以上伸展させることができなくなります。

検査法

股関節、膝関節を90°屈曲させて、その後下肢を受動的に伸展させます。
正常であれば、上腿と下腿の角度が135°以上になる。

 

3)ブルジンスキー徴候

仰臥位の患者の頸部を前屈すると、上部脊髄神経根が圧迫され下部脊髄神経根も引っ張られる。
膝屈曲筋(ハムストリングス)が不随意に収縮して、股関節や膝関節が屈曲します。

検査法

正常であれば、股関節も膝関節も屈曲が見られません。
陽性であれば、股関節と膝関節に自動的な屈曲が起こる。同時に疼痛が起こる。